イラストレーターのアトリエノート

イラストレーター城谷俊也のブログ。水彩画イラストで描いた作品や仕事実績をご紹介!

イラストレーターの100%自由な仕事と100%不自由な仕事

■さて、質問です。

イラストレーションの仕事依頼で

◎『自由に描いてください』と言われるのと

◎『これとこれを、こんな風に描いてください』と言われるのでは

どちらがラクな仕事でしょうか?

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■2つのサンプル
ちなみに、こちらが自由に描かせていただいたお仕事

自由な仕事 

こちらは状況の決まったラフをもとに描いたお仕事です。

不自由な仕事 

イラストレーターの仕事依頼と言っても、いろんな形があります。

その中でも、私の作風を気に入っていただけた上で
大まかな方向性の提示こそあれ、
ほとんどお任せで自由にやって良い場合と
詳細な内容と状況設定の決まったラフをいただいて
「これを描いてください」と言われる場合。

■どちらがラク?
普通考えて、自由にやれた方がラク!と思いがちですが
あながちそうでもありません。

イラストレーションとして仕事として描く場合は
媒体における存在理由や読み手への影響など最大限に配慮して
クライアントにその都度納得をしていただけるモノを作るのは
なかなか大変な作業です。
想像力が試される、ハードルの高い仕事になります。

では、がっちり状況を決められて描く方がラクか?というと
これもまた難しいものです。
担当者が書いたラフをそのまま描いて絵になるなら
イラストレーターなんて必要ありません。
頂いたラフの意味をしっかり理解して
クライアントの表現したい内容がちゃんと伝わるように
絵柄を再構築した上で、美しく楽しく
見るものの目を惹きつけるイラストレーションに
仕上げていかなくてはなりません。

上の質問の答えは、
『どちらも大変』
ということになるでしょうか?

■イラストレーターの本質
でも、これがイラストレーターの仕事の本質だと
私は考えています。

ただ好きな絵を上手く描ければ良いというのではなく
クライアントの求める意向を最大限配慮した上で
それを最終的に手に取り見る人を楽しませる
必要な情報を伝える絵を描くことが必要となってきます。

そんなわけで、今日もないアタマをひねって
今までの様々な経験や知識を総動員しつつ
イラストレーションを生み出している次第です。

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