イラストレーターのアトリエノート

イラストレーター城谷俊也のブログ。水彩画イラストで描いた作品や仕事実績をご紹介!

高度な説明イラストをめざします

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NIIクラウド

■クラウドソーシングとは?
連載でイラストを提供している国立情報学研究所の機関誌
『NII Today』の見本誌が送られてきました。

テーマは『クラウドソーシング』

フリーランスに格安で仕事を発注できる、あれではありません(笑
まあ、もともとの意味としては同じなんですが。

本来『クラウドソーシング』とは、不特定多数の人々(=群衆)からの
寄与をつのり、必要としているサービスやコンテンツを得る手段や概念。

例えば、気象情報。
たくさんの人が今、自分のいる場所のお天気の情報をアップする。
膨大なお天気情報が一カ所に集められ、それを集計して
マッピングすると、リアルタイムで詳細なお天気情報が出来上がる。
沢山の人=群衆(crowd)の持つ、ひとつひとつの小さな情報を
ネットワークで集める事で、大きな価値を生み出す。
そんなイメージです。

■ロボットでテクノロジーを表現
情報を集約する上で不可欠なインターネットの技術を
イメージさせるためにロボットを使い、シンボリックに
親しみやすく表現しました。テクノロジーは常に人にやさしいもので
あるべきというイメージを盛り込む意味でも
レトロなタッチで描くロボットは適しているのかも知れません。

『晴れ』や『雨』を表現する傘のイメージ。
開くか閉じるかで一目で分かるように表現する手法は
ピクトグラムのようでもあります。

■説明的だとダメ?
かってイラストが説明的になるのを嫌う風潮もありましたが
本来メッセージを分かりやすく伝える事が
イラストレーションの役割だった訳ですから
発注者の意図を汲み取って、それをいかに絵として分かりやすく
かつ、美しく描くという事はとても大事な事だと思います。

勿論、いたずらに説明的になり絵柄をつまらなくして
しまうことは、あってはいけません。
発注者の伝えたい内容を理解した上での発想力・構成力・表現力は
高いスキルが要求されると思います。

そんなわけで、いつも無い頭を悩ませながら
絵柄をひねり出しております。

■しっかりとしたやり取りで生まれるイラスト
今回のテーマ『クラウドソーシング』
本来の社会貢献度の高い概念でありながら
ビジネスに登用されるといきなりフリーランスと言う
弱い立場の人間が安く使い回されるシステムに
なってしまうのは、悲しい気がします。

本来グラフィックデザインやイラストレーションなどは
発注者と制作者のしっかりとした綿密な
やり取りによって生まれるものだと思います。


デジタルブックの閲覧はこちら
   ↓↓↓↓
http://www.nii.ac.jp/about/publication/today/

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