イラストレーターのアトリエノート

イラストレーター城谷俊也のブログ。水彩画イラストで描いた作品や仕事実績をご紹介!

真夏の『グルスキー展』

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グルスキー1

■ドイツの写真家『グルスキー』
今回は、国立新美術館で現在開催されている『アンドレアス・グルスキー展』を
ご紹介します。

ドイツの現代写真家だそうですが、今回はじめて知りました。
『グルスキー』です。覚えにくい時は、『グルグル、グルスキー』と
唱えると覚えやすいです。(僕自身も、そう覚えました… ^_^; )

で、どうだったかというと
一言、スゴかったです!

ホント、冗談ではなく頭がグルグルしました。

■写真のミニマルアート
写真ではあるのですが、写し込まれた対象を究極的にクールに眺め
抽象的に、抽象絵画のように表現した作品です。

写された様々な対象は、ある意味一貫性がなく
イデオロギーのような物は感じられません。
純粋に抽象的なパターンやフォルムや色があり
むしろその対象が本来持っている意味を排除することに見事に成功している。
そんな感じです。

パンフレットの大きな写真は、タイトルが『カミオカンデ』
何のことかと思ったら、東京大学宇宙線研究所の
ニュートリノ検出装置だそうです。

グルスキー2

他にはスーパーマーケットにびっしり並んだお菓子だとか
牛舎だとかゴミが浮かぶ川だとか北朝鮮のマスゲームだとか…様々です。

そこにある物が、思想性など全く感じ取れない状態で
ミニマルアートしているわけです。でも、よく見たら写真なので
色んなディテールが写り込んでいる。これがまた、スゴい解像度で
クリアに写し出されているのです。

作品は、一辺数メートルもあるような巨大な物が多く
その大きさとディテールの緻密さにも圧倒されます。

9月16日まで国立新美術館で開催されている
『アンドレア・グルスキー展』
灼熱の真夏の太陽のを浴びるがごとく、脳みそがグルグルする体験は如何すか?






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