イラストレーターのアトリエノート

イラストレーター城谷俊也のブログ。水彩画イラストで描いた作品や仕事実績をご紹介!

テーマをどう表現するか

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カバーイラスト

先に、オリジナルイラスト化したものをアップしました『豆の木都市』
写真のように、とっても難しそうな資格試験問題集のカバーになりました。
このシリーズのイラストを担当させて頂きはじめて
もうかれこれ6年になるでしょうか。
特に契約を交わせている訳でもないのですが
今年度も描かせて頂きました。ありがとうございます。

今回担当の編集者の方からご呈示頂いたテーマは
『高みに登る』『成長する』『花開く』
などでした。
このシリーズでは、一貫して何かの形状を模した浮遊する都市を描いています。
普通の大地とは異なるものが街になっていると言う異質感に
ファンタジックな雰囲気を盛り込む事が狙いです。

ただ、そこでファンタジックな面白味だけではなく
本編の意図する部分を反映できる要素=形態をチョイスしなくてはいけません。
分かりやすくインパクトがある形状。
今回は、それが『豆の木』でした。
力強く天にのびて行くダイナミックな形。
そこに人や生活を象徴させる『街並み』がへばりついている。
まるで、街ごと天に登って行くようなユニークな世界観
感じて頂けたらと願いながら描きました。

ファンタジックに描くと言う事は、本編で表現したい
具体的な内容を抽象化することです。
具体的に説明してしまうと説明イラストのようになり
味気なくなってしまう所を、意図を匂わせながらも
面白みも十分に表現して行くという方法論
です。
このような手法は、ともすると本編のイメージから外れてしまう危険性もあり
なかなか難しい部分もありますが、クライアント様のご理解で
今日まで続けさせて頂いています。

私自身、このような手法を得意とするので
これからも様々なシーンでこういった様々なイメージを
展開できたらしあわせだな~と考えています。


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